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イネ有用遺伝子解析プロジェクト(イネ完全長cDNAプロジェクト)

当財団は、地球人口の50%を支えると言われる人類にとって最も重要な穀物のひとつ、「イネ」の有用遺伝子解析を2000年春より開始しました。これは国策として進められているミレニアム・プロジェクトの農林水産省担当部分の一翼を担う研究開発事業です。全体として約40億円の事業規模で進められています。


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日本人にとって最もなじみが深い穀物であるイネには、親から子へと伝えられる遺伝子が約2~4万個備わっていると考えられています。我々は、数万個に達するこのイネ有用遺伝子をひとつひとつ丁寧に収集し、その遺伝情報が書き込まれているDNAと呼ばれる暗号文(塩基配列)を高精度で解読しています。近い将来、イネ有用遺伝子の収集及びその全暗号文解読が終了する予定です。


このイネ有用遺伝子解析プロジェクトは最先端技術(大量高速遺伝子解析装置や遺伝情報処理コンピューター)を駆使した先駆的研究であり、解読された有用遺伝子は耐病性、耐虫性、耐寒性、耐乾性、あるいは高収穫性など様々な作物の品種改良に利用されることから、今後、人口の飛躍的な増加を迎える人類社会に対して大きく貢献することが期待されています。


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