2015年4月
4月23日,シーラカンスの研究で世界第一人者の岡田典弘主席研究員がつくば市内の有志生徒の皆さんに,保有する標本の現物を用いて研究内容をプレゼンテーションしました。
同時に保有する百数十種類のシクリッドについても相原光人研究員がレクチャーを行いました。進化の速度が最も遅いとされるシーラカンスと,速度が最も早いとされるシクリッドを対比することで,生徒の皆さんからはいろんな質問が寄せられ,分子遺伝学への興味を深めてもらえたようでした。
2015年3月
大橋力主席研究員が進めるハイパーソニック・エフェクト(耳には聴こえない複雑性超高周波〈40kHz以上〉を含む音が基幹脳〈中脳・視床・視床下部などの領域〉を活性化して惹き起こす現象)研究の一環として、これまでより高次の民生用サービスが次の通り新たにリリースされました。なお、世界的人気を博す映画「AKIRA」(東宝)の音楽監督であり作曲家の山城祥二は大橋博士の別名です。 http://www.kyodo.co.jp/release-news/2015-09-09_1482867

音源は長年世界各地を渉猟するなどして得た自然起源によるもので、人工的・電子的な合成によるものではありません。サービスの内容紹介、詳細等は次のURLをご覧ください。http://www.e-onkyo.com/news/276
2015年3月
赤池敏宏主席研究員が進めるバイオマテリアル研究が、大阪大学との共同研究で抗がん剤を患部に運ぶ1ミリの10万分の1(10ナノメートル)の極小粒子の開発に成功しました。この物質と薬剤(核酸医薬)を結合させてマウスの静脈に注射したところ、がん細胞の増殖を抑える高い抗がん効果が確認されました。この成果は3月5日(日本時間)、米科学誌プロスワン電子版に掲載されました。
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0116022
極小粒子は「スーパーアパタイト」と名付けられ、赤池主席研究員は「さらに細胞認識性材料の観点で飛躍が期待されるので大いに頑張りたい」と語っています。
2015年2月
読売新聞(2月21日夕刊)に岡田典弘主席研究員によるシーラカンス研究の一端が紹介されました。4億年前からほとんど進化していないシーラカンスは、岡田博士らによる全ゲノムの解読によって、陸上動物の手足のもととなる遺伝子や空中のにおいを感得する遺伝子を持っているなど、進化の謎を秘めた生きものとして関心が広く集まっています。
2015年1月
オンライン教育が世界的に普及する中で、1月16日、当財団とシンガポールを結び、大学学部レベルの講義を模擬的に行ってみることが試されました。当日は大学や研究所関係者が集まり、欧米を中心に普及している教科書(英文。この日は『化学』)をベースに、講義の仕方や質問・解答・採点の手順や評価分析の方法などが試されました。財団の国際学術交流を促進する方策の一つとして、引き続き検討を行っていく予定です。
模擬的講義の風景
2015年1月
『日中韓マナー・慣習基本事典』が佐藤貢悦研究員(兼任、筑波大学教授)らによって刊行されました(勉誠出版)。「本書の目的は、各地域の暮らしの中に存在するマナー・慣習(manner)の地域差を析出し、これを多角的視野から解明し、誰にも得心がいくように平易に解説することにあります」(はじめにー越境するマナー、すれ違う理解)と記されているように、生活に密着したレベルでの違いの納得感から東アジアの相互理解を促進しようとする試みです。財団が昨年7~8月にかけて、さくらサイエンスプラン(JST)でアジアの学生・教員を受け入れたことの経験も踏まえて、年来の構想が本書に結実しました。日中韓マナー・慣習基本辞典
2015年1月
1月14日、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の規定に基づき、運営組織及び事業活動の状況に関する内閣府の立入検査を受けました。検査は滞りなく終えたところです。
2014年12月
財団保有のシーラカンスの標本が公開準備を整えました。成魚は2体がプラスチネーション(体内水分をプラスチック成分に置き換えることで半永久的な保存を可能とする技術)による標本、1体がホルマリン保存の標本の計3体です。プラスチネーションンの幼魚、ホルマリン保存の頭部、卵も備えてあります。成魚の1体は世界最大級の180cm弱の大きさで、東アフリカ・タンザニアの沖合で捕獲されたものです。今後、研究成果の公開の一環として観覧手順等を定めてまいります。
標本等
2014年10月
科学技術の発展と地球貢献を実現する-このことを理念に、若手研究者約50人からなる企業を率いる丸幸弘理事の活躍が、10月18日(土)の朝日新聞「フロントランナー」(be. 週末別冊)で、2頁に渡り紹介されました。「科学の力で世界を変えたい」と題する丸理事の活躍は、現在、次のURLで見ることもできます(ログイン手続きが必要)。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11404448.html
2014年9月
9月17日(水)、トルクメニスタン国から科学アカデミー(Academy of Sciences of Turkmenistan=AST)の一行4名が来日し、財団を訪問しました。一行はメジロフ(Mezilov)総裁を始め、今年6月に開所したテクノロジーセンターの所長他です。
財団ではシーラカンス研究所の研究成果や筑波大学が来春からスタートさせる高度グローバル人材の育成プログラム等について意見交換を行いました。
メジロフ総裁は日本人の誠実さ、コミュニティに対する思いについて非常に高く評価していると語られ、資源大国の同国と科学技術大国の日本が協力し合うことの意義を述べられました。今後、ASTと当財団は国際的な学術交流の一環として、同国における新たな高度教育機関づくりなどで協力していく予定です。(なお、6月のテクノロジーセンター開所式には、現在評議員の鯉沼秀臣教授と岡田典弘理事・主席研究員が出席したところです)

トルクメニスタン科学アカデミー一向訪問写真その1

トルクメニスタン科学アカデミー一向訪問写真その2

2014年8月
独立行政法人科学技術振興機構(JST)の「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」による、マカオ大学との交流が無事に終了致しました。
交流活動の一端を、こちらのページからご覧下さい。
2014年6月
独立行政法人科学技術振興機構(JST)の「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」において、マカオ大学との交流が決定しました。さくらサイエンスプランは、産学官の緊密な連携により、優秀なアジアの青少年が日本を短期間に訪問し、未来を担うアジアと日本の青少年が科学技術の分野で交流を深めることを目指します。そしてアジアの青少年の日本の最先端の科学技術への関心を高め、もっと日本の大学・研究機関や企業が必要とする海外からの優秀な人材の獲得に貢献することを目的としています。http://ssp.jst.go.jp/index.html
2014年6月
兼任研究員・鈴木雅和氏が日本造園学会賞(技術部門)を受賞しました。日本造園学会賞技術部門は、「造園に関する調査計画、運営管理、市民参加、施工・維持管理、新技術開発に係わる考え方、手法、表現等において特に独創性があり、または啓発的なもので、造園の進歩、発展に顕著な貢献をした者」として選考されます。なお、1992年(平成3年度受賞者)には日本造園学会賞(研究論文部門)を受賞しております。http://www.jila-zouen.org/
2014年5月
主席研究員の岡田典弘氏らが進めて来たシーラカンスの研究が、学術誌『生命の科学 遺伝』(エヌ・ティー・エス)2014年5月号に、「シーラカンス研究最前線」として特集されました。http://www.nts-book.co.jp/item/detail/summary/bio/20051225_42bk.html
2014年4月
主席研究員として次の2名の方が着任されました(五十音順)。
赤池敏宏氏:専攻は生体分子機能工学。東京工業大学大学院教授を経て着任。財団では「再生医工学バイオマテリアル研究所」所長として研究に当たります。
稲森悠平氏:専攻はバイオエコシステム工学。(独)国立環境研究所、福島大学教授を経て着任。財団では「バイオエコ技術開発研究所」所長として研究に当たります。
2014年4月
主席研究員の大橋力氏とともに「ハイパーソニック・エフェクト研究」を進める本田学研究員(兼任。(独)国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第七部部長)の研究の概要が、日経ビジネスオンラインで紹介されました。3月4日から12日まで7回にわたって分かりやすく紹介されていますのでご覧下さい。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140224/260161/
(全文を読むには会員登録<無料>が必要な場合があります)
2014年3月
主席研究員の赤阪健氏が(平成25年度)第66回日本化学会賞を受賞しました。(The Chemical Society of Japan Award for (2013))日本化学会賞は、化学の基礎または応用に関する貴重な研究をなし、その業績が特に優秀な者に授与されるものです。なお、表彰式が日本化学会第94春季年会(2014)会期中の3月28日(金)に名古屋大学東山キャンパスにおいて行われる予定です。
2014年2月
2014年2月12日、タンザニア国からベンジャミン博士が来日し、国際科学振興財団を訪問しました。博士は昨年6月までタンザニア国立水産研究所(TAFIRI、Tanzania Fisheries Research Institute)の統括所長(Director General)でした。定年後も引き続き同研究所のチーフ・リサーチャーとして活躍しています。博士はかつてタンザニアから日本にシーラカンス5体を送った責任者で、以来、日本側の研究責任者である岡田典弘・財団主席研究員と両国の間で共同研究を進めています。
訪問写真
(写真左=Benjamin Peter Ngatunga,Ph.D. 右=岡田典弘主席研究員)
2014年2月
兼任研究員・赤池敏宏氏が、2013年度日本バイオマテリアル学会科学功績賞を受賞しました。(The Award for Distinguished Contribution in Advancement of Biomaterials Science, Japanese Society for Biomaterials(2013))科学功績賞の授賞は、多年にわたりバイオマテリアル科学の発展のため、顕著な業績を挙げた者に授与し、その功績に報いるとともに、バイオマテリアル科学の普及及び啓発に資し、その水 準の向上に寄与することを目的としています。なお、1989年には学会賞を受賞しています。
2014年1月
主席研究員の村上和雄氏が精力的に著書を刊行しています(共著、電子書籍を含む)。昨年だけで9冊になります。こちらのページからご覧下さい。
2013年10月
兼任研究員・稲森悠平氏が、平成25年度環境大臣表彰で廃棄物・浄化槽研究開発功労者に選ばれました。韓国環境保全有功者国務総理表彰(韓国政府, 1999)、中国政府友誼賞(中国政府, 2009)に続く受彰(賞)で、環境保全再生についての氏の研究開発が、東アジア3か国から高い評価を受けています。
2013年8月
主席研究員の岡田典弘氏らが進めて来たシーラカンスのゲノムが解読されました。アフリカ沖とインドネシア沖で発見された2種の遺伝子の解読は世界で初めてのことで、2013年7月に公表されると国内外で大きな反響を呼びました。(国内主要メディアでは朝日新聞8月31日付、日本経済新聞9月22日付で大きく報道されています)。
2013年
主席研究員・大橋力氏の著書『音と文明』(岩波書店)が、岩波書店創業(1913年創業)百年記念フェアで「編集者が選ぶ百年後も読み継がれる岩波の本」六冊の中に選ばれました。http://www.bunmeiken.jp/hyakunengo/index.html(大橋博士のHP) 内容紹介は次の通りです。「現代人が生きる都市の音環境は,現世人類が発祥した熱帯雨林と大きく異なる.自分には聞こえない音にこそ,脳への重要な働きがあるのだ.最先端科学が教えるところと,アフリカ,バリ島などで得た驚くべき音響工学的データにより,現在の音環境からの脱出が,文明を左右する重要課題であることを論証する.生涯をかけた渾身の労作」。 なお、この業績に対して第一回木村重信民族藝術学会賞が贈られています。
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  • 心と遺伝子研究会
  • つくばWAN
  • TeamAkaike
  • Coelacanth
  • bio-eco

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