超高温好気発酵/水熱反応堆肥活用プロバイオティクス農法の稲作効果解析と資源循環技法の開発

供試プロバイオティクス農法

 プロバイオティクス農法とは乳酸菌(LB403菌)等を微生物農薬の働き等の効果として水田土壌・稲体に添加・散布することで、植物の健全な生育を補助することである。 乳酸菌は増殖過程中にオーキシン・サイトカイニンといった植物の成長を促進するホルモンを分泌することが確認されており、添加することで作物の成長を良くすることが明らかとなっている。さらには農薬の早期分解・エンドファイト効果による防虫等が報告されており、農業にとって有効な様々な効果を有しているものである。


供試超高温好気発酵堆肥

       

 超高温好気発酵堆肥とは新たに発見された枯草菌類似のYM菌を堆肥化に使用した肥料のことである。YM菌は堆肥中で100℃以上の超高温発酵することで、堆肥期間の削減・難溶性物質の低分子化・病原菌の完全な死滅を可能にした。 本実験ではこれまで大半がリサイクルされてこなかった下水汚泥を原材料として、本堆肥化技術を用いて堆肥化させたものを使用する。


供試水熱反応堆肥肥

200℃20気圧以上の高温高圧(亜臨界)の状態に上昇させた水は、触媒なしで加水分解や脱水反応が進行し、難分解物質等の高分子物質を容易に低分子化することができる。この反応を利用して多くの未利用バイオマスから有価成分を抽出することが可能である。本実験ではバーク(樹皮)と牛糞を7:3の割合で混合し本反応にて堆肥化したものを使用する。


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