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シーラカンス

1.シーラカンスについて

1-1. シーラカンス発見について
南アフリカ
1938年12月22日、南アフリカ共和国の東海岸、カルムナ川の河口沖、水深約70~80メートルのトロール網に体長約150cm、体重57kg、濃青色に白いスポット模様、鱗は硬く、手足のような鰭を持つ奇妙な魚が捕獲された。
この魚は調査のため漁港に訪れていたイーストロンドン博物館の学芸員Marjorie Courtenay-Latimerの目にとまり、詳細にスケッチされた。Latimerは初めて目にしたこの魚のスケッチに手紙を添え、友人であるRhodes大学のJames Leonard Brierley Smithに送り、奇妙な魚が捕獲されたことを知らせた。
SmithはLatimerの手紙とスケッチを見て約7500万年前に絶滅した古代魚シーラカンスであることに気がついた。
そして、1939年Smithは発見者Latimer女史と採集地カルムナ(Chalumna)川にちなんで、このシーラカンスをLatimeria chalumnaeと命名し科学雑誌Natureに報告した(Smith, 1939)。

インドネシア
1998年インドネシアスラウェシ島を訪れていた学者夫婦が市場でシーラカンスを発見した。
このインドネシアシーラカンス発見のニュースは世界中を駆け巡り1999年に新種Latimeria menadoensisとして記載された(Erdmann et al., 1998)。
しかし、このインドネシアシーラカンスは形態的差異が南アフリカの集団と比べて乏しく、ミトコンドリアDNA解析では変異は見られるものの独立した種とする分類は未だに議論されている。

※ 引用文献

Erdmann, M.V., Caldwell, R.L., Moosa, M.K., 1998. Indonesian ‘king of the sea’ discovered. Nature 395, 335
Smith, J.L.B., 1939. A living fish of Mesozoic type. Nature 143, 455-456.

1-2. 生きた化石とは
1-3. シーラカンスの形態学的特徴
1-4. シーラカンスの分子系統学的研究
1-5. 近年に見られる、シーラカンス捕獲地域の広がりについての考察
1-6. タンザニア北部にシーラカンスの繁殖集団を発見
    - ”生きた化石” の保全に向け重要な一歩 -

1-7. 生きた化石シーラカンスの全ゲノム塩基配列を解読
    -水中から陸上への進出メカニズム解明に向け大きな一歩-


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